当社が所属する「ヤマチユナイテッドグループ」では、新卒社員を対象に「フレッシャーズキャンプ」を行っています。新人を約1年かけて即戦力の人材へと育てる仕組みで、グループ内のすべての業種の新入社員を本社に集めて月1回程度の頻度で実施しています。
即戦力と言っても、日々の業務の習得は配属先の部署で別にプログラムを組んで実施しているので、フレッシャーズキャンプはいわば「幹部養成塾」という趣きです。人間性を磨くこと、物事の本質を見極める力をつけること、経営者的視点を身に着けることなどを、時には代表自らが講師となり実施しています。
受講生には「超積極参加」「直球&素直」「段取り&時間厳守」という3つのルールを提示。とにかく自発的に発言する、間違いを恐れない、指摘は素直に受け入れる、といった訓練をします。
また「フレッシャーズキャンプ」の運営は、あえて若手社員に任せています。新人たちにとっては身近なお手本ですし、運営する若手スタッフにとっては「役職がつく前の予行練習」となります。
近年は、全国の様々な業種の経営者から「フレッシャーズキャンプを見学したい」という要望が殺到しており、公開日(視察ツアー開催日)を設定するようになりました。
それぞれの職場で、新人が日々成長し立派になっていくと、比例しておのずと組織全体が活気づきます。
▲昨年のフレッシャーズキャンプ卒業式(手前中央が代表の山地章夫)