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こんにちは、ジョンソンホームズの川田です。
よくある住宅フランチャイズは、自ら開発した住宅商品と販促方法を軸として全国に画一的なシステムを導入する傾向にあります。
しかし、それでは地域特性や各会社の風習を考慮した運用が上手く行かないことがあります。
特に住宅に関わらず大手のフランチャイズは契約上の制限が多く、本部指導内容との齟齬をフランチャイズの縛りの中で解消することは中々容易ではありません。
ここでうまく折り合いが付かなかったところは、フランチャイズに加盟しても業績向上は見込めません。
私たち、ジョンソンパートナーズはフランチャイズの側面こそありますが、大前提として「幸せな経営をする工務店を増やす」というミッションを掲げています。
幸せな工務店経営を実現するために、フランチャイズの制約ではなく地域の工務店様がより良くなる方法「幸せな工務店経営」のやり方を一緒に考え、行動しています。
幸せな工務店経営のための要素として、私たちは以下の4つの状態を作ることに全力をあげています。
- しっかり儲かること
- 営業マンが仕事を楽しむこと
- 業務を効率化すること
- オーナー様とつながり続けること
今回は、私たちがなぜ「ジョンソンパートナーズ」と名乗るのか、についてさらに深堀して書いていきます。お付き合いください。
FCではなく、「パートナーズ」と名乗る理由
私たちはなぜ「ジョンソンパートナーズ」と名乗るのか。
ジョンソンパートナーズの前身は、「FC(フランチャイズ)」のワードを含んだ名前でしたが、事業運営の体制を変更する際、FCではなく「パートナーズ」としました。
名は体を表すといいます。
私たちの思いを表現できるのが「ジョンソンパートナーズ」でした。
込めた思いには、住宅FC本部として、加盟店さんごとの課題解決にしっかりと寄り添うということがあります。
さらには、全国に「仲間」をつくりたかったことがあります。
前述した幸せな工務店経営に向かうことをはじめ、幸せに暮らす家族を増やし、地域に貢献していく。
このことを加盟してくださる工務店のみなさんと一緒に実現したい、実現する集団になりたい、というのが思いです。
では、もう少し具体的に話を進めます。
建てたあとの暮らしを大切に考える集団に
ジョンソンホームズでは「いつまでも続く、自分らしい幸せな暮らし」をお届けすることをミッションとし、日々活動しています。
「家」というものの本質的な価値を提供するために、建てたあとの「暮らし」を大切に考え、ただ家づくりをお手伝いするのではなく、私たちに関わってくださったすべての人が幸せな暮らしを送れるよう、アフターサービスを充実させています。
特徴的な活動には次の2つがあります。
ジョンソンレディ(アフターメンテナンス)
お引き渡し後の定期点検はもちろん、オーナー様が気軽に何でも相談できる仕組みを整備しています。
建てて住んだあとに出てくる疑問や困りごとを解決したり、家のお手入れ方法や暮らしに役立つ情報をお伝えしたりするために、オーナー様のご自宅を、暮らしのスペシャリスト「ジョンソンレディ」が訪問しています。
ライフスタイル倶楽部
オーナー様には安心して暮らすだけではなく、暮らしをもっと楽しんでほしいという思いがあり、そのきっかけをお届けするために、ライフスタイル倶楽部という部門を設けています。
子どもから大人、親子、家族向けまで、暮らしにまつわる幅広いジャンルの講座・イベントを企画しオーナー様に案内をしています。
このように、オーナー様が気軽に住まいについて相談できる仕組みづくりや、オーナー様に向けた講座・イベントの運営などについても加盟店さんへの指導領域とし、建てて終わりではなく、建てたあとの暮らしも大切にする集団になれたら、と考えます。
地域から愛される集団に
ジョンソンホームズでは新築6ブランドを展開し、ジョンソンパートナーズでは、ヨーロッパ輸入住宅「インターデコハウス」、自然素材の家「ナチュリエ」、シンプルデザインの家「COZY」、ガレージハウス・土間のある家「アメカジ工務店」、子育て世代のための家「ハグハウス」の5つの商品を展開しています。
それぞれ「暮らし方」を考え抜き、明確なコンセプト、独自の世界観をもたせた住宅です。
マルチブランドをもつ理由は、多様な価値観に対して選択の幅を広げることにより、「自分らしい暮らし」を楽しむ幸せな家族を地域に増やしていきたいという思いからです。
また、私たちはインテリアショップ、飲食店も展開しているのですが、これもオーナー様の暮らしはもとより、地域の人々のライフスタイルをより豊かなものにし、さらには地域の活性に役立ちたいという思いがあってのことです。
インテリアショップ、飲食店経営についても加盟店さんへの支援サービスに加えることを検討したいと思っています。
全国に広がる加盟店さんがそれぞれの地域に根ざし、地域から愛される集団になれたら、と考えます。
「指導」ではなく「支援」
ジョンソンパートナーズは、フランチャイズにありがちな一方的・画一的な「指導」ではなく、加盟店さんごとの課題解決にしっかりと向き合った「支援」を行っています。
「パートナーに寄り添うような親身な支援を」、ということからも「パートナーズ」と名乗っています。
また、私たちは、住宅商品をお渡しするだけのFC本部ではありません。
全営業マンが売れるようになるために、全加盟店さんが成功するように、担当SV(スーパーバイザー)が、熱い思いをもって指導を行っています。
イベント集客支援
地域特性や加盟店様の状況に応じてイベントスケジュールの設定や集客媒体の選定広告作成、SNS運用をお手伝いしております。
営業担当のスーパーバイザーだけではなく、加盟店様ごとに広告・マーケティングの担当が付き加盟店様の目標に合わせた集客を支援しています。
◇実際にZoomを活用したオンラインミーティングの様子はこちら◇
初回接客指導
フランチャイズサービスによくある初回のスタート研修だけでは、細かな商談ステップやトークに関して指導出来ません。
担当スーパーバイザーが加盟店様の若手スタッフと一対一で営業ロープレを行うこともあります。
その他、直営店の営業マネージャーが実際に行った初回商談の録音や、アプローチブック実演の様子を動画でいつでも見られる状態にしています。
日々の忙しい業務の隙間時間を利用して、自主的に営業力が向上出来るシステムを構築しています。
◇実際にZoomを活用したオンラインロープレの様子はこちら◇
どのような支援をしているかをお伝えしてきましたが、私たちだけが指導するのではなく、逆に加盟店さんの良い事例を吸収して共有させてもらったり、直営店が率先して真似させてもらったりといったことも多々あります。
- しっかり儲かる
- 営業マンが仕事を楽しむ
- 業務を効率化する
- オーナー様とつながり続ける
幸せな工務店経営の要素としてこれら4つをあげていますが、キモはやはり利益率を上げて「しっかり儲かる」ことです。
利益率を上げるには売値を上げる必要があり、値上げしようというと営業メンバーからの反発も予想されます。
しかし、幸せな経営のためには「利益に対して逃げない」ことが肝要です。
私も経験していますが、売れても儲かっていなく、営業マンに対して「儲かっていないからもっと売って」と言うのは、言う側も言われる側もつらいですし、儲かっていないから会社もつらいわけです。
売れて儲かり、お客様に喜んでもらい社員も仕事を楽しめて、経営者自身も不満や不安や悩み事から解放されて、穏やかでいられる。
そうしたみんなが幸せになる会社(工務店)経営をし、幸せに暮らす家族を増やし、地域に貢献していく。
私たちの思いに共感してくださる全国の工務店のみなさん、一緒に幸せの連鎖を起こしましょう。
さて、ジョンソンパートナーズでは、2020年8月から全国の加盟店さんに向けて週1回、現状報告会をオンライン配信し、契約者発表、業績の進捗状況報告、受注ランキング発表等を行っています。
次回のコラムは、この配信から見えてきた「売れる住宅営業マンが続出するために、トップがやるべき仕事」をテーマにお届けします。
また、Facebookでも日々中小企業の経営者様が抱える経営課題の解決に繋がるような発信をさせていただきます。
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