工務店に向いているWeb広告の種類とは?特徴や成功のポイントも

売れる仕組み / 営業・経営戦略
2024年08月19日 by 中原 一士

目次

こんにちは。ジョンソンホームズ中原です。

商品をPRする広告媒体は、テレビやチラシ、雑誌などいろいろなものがありますが、近年はWeb広告を活用する企業が多いですよね。

しかし、Web広告には多くの種類があり、それぞれ特徴も活用の仕方も異なるため、しっかりと理解した上でWeb広告を選ぶことが大切です。

そこで今回は、工務店のWeb広告について解説。

工務店がWeb広告を行うメリットや向いているWeb広告の種類、成功するためのポイントなどを紹介します。

工務店がWeb広告を行うメリットと重要性

Web広告とは、リスティング広告やSNS広告など、インターネット上の広告のこと。

Web広告を打つのは、一にも二にも「商品を知ってもらうため」であり、「興味をもってもらうため」。

さらに、ファンになってもらい、集客につなげるためです。


だからこそ、まずは自社を「見つけてもらう」ことが第一歩となります。

そのためにも、インターネット上でさまざまな手法を複合的に取り入れる広告を作ることが必要なんです。

工務店がWeb広告を行うことは、さまざまなメリットがあります。

まず、Web広告にはさまざまな種類があり、ターゲットや目的にマッチした適切な広告手法を選択することで、広告費用を抑えながら最大限の成果を得ることができます

また、Web広告は閲覧数やクリック数などをアクセス解析できるため、広告の効果を測定して次回以降の広告に改善点などを反映できるのも大きなメリット。

さらに、SNSを活用する人が多い現代において、多くの人の目に留まるSNSに広告を出せば、認知度が上がってブランド力をアップさせることができるでしょう。

工務店が活用しやすいWeb広告の種類

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Web広告にはさまざまな種類がありますが、工務店が活用しやすいのはどのようなWeb広告なのでしょうか。

Web広告の種類

工務店で活用できるWeb広告の種類と、その基本的な特徴を整理してみましょう。

リスティング広告(検索連動型広告)

検索ワードに応じて、GoogleやYahoo!などの検索結果画面に表示される広告です。

広告を掲載するキーワードを選べます。
例えば「新築 札幌」のように、札幌で新築を検討している多くの人が検索するような人気のキーワードだと金額は高く、「2×4 豊平区の家」など範囲を狭めたキーワードだと安くなります。

リスティング広告の効果を出すためには、顕在層にヒットするキーワードを配信することが重要です。

バナー広告

バナー広告とは、サイトの右上やページの中などに画像やアニメーションで表示する広告のこと。
地域や年齢、性別、趣味などのターゲットを設定して、商品を知ってほしいユーザーに広告を出すことができます。

ターゲットユーザーに対して視覚に訴えるビジュアルで広告を表示するので、ついクリックしたくなります。

リマーケティング広告

一度サイトを訪問した人に対して、別のサイトを見ていても自動で表示させることができる広告で、サイトから離脱したユーザーを追ってアプローチをかけることができます。

リマーケティング広告についてはこちらのコラムで詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
リマーケティング広告とは?工務店が押さえるべきコツや活用するメリットを解説

Facebook広告

Facebook上に配信できる広告。

Facebookユーザーは、姓名、年齢、性別、居住地などのプロフィールを登録しているので、広告主はターゲット層を設定し、絞り込んだ対象に広告を表示できます。

Instagram広告

SNSの中でも、Instagramはビジュアルに特化しています。

Instagramのタイムラインやストーリーズに写真や動画の広告を出すことができます。
Instagramのユーザーは20代~30代が多いため、若年層に向けて広告を出したいという場合に有効な手段。

なお、当社のブランドでは「ナチュリエ」や「inZONE」など北欧系のビジュアルをInstagram広告に載せると反響が出ますが、「COZY」ではあまりユーザーに響きません。

Instagram広告はいかにユーザーにマッチしたものを発信できるかが重要です。

Instagram広告については、下記コラムでもご紹介しています。

工務店​がインスタ広告を活用すべき理由!集客のコツやメリットも

X(旧Twitter)広告

X上のタイムラインや検索結果に広告を掲載することができるX広告は、関連するキーワードに広告を設定することも可能です。

拡散力が強く、幅広い年齢層のユーザーにアプローチすることができます。

LINE広告

LINEを日常的に利用する幅広い世代のユーザーに広告を届けることができるのが、LINE広告の魅力。

LINEのトークリストやLINE NEWSなど、さまざまな配信面に広告を掲載できます。

ユーザーの年齢や性別、地域、行動などをターゲティングし、興味を持つ可能性が高いユーザーにだけ広告を届けることが可能です。

なお、広告には、上記のような掲載方法や媒体別の区分のほか、課金方法によってもいくつか種類があります。

ジョンソンホームズでは、PPC広告という「クリックされる回数に応じて費用が発生する広告」を活用しています。

ご紹介したリスティング広告は、代表的なPPC広告の一つです。

広告以外のWeb施策とオフライン広告も併用しよう

広告以外にもWebを活用した施策には、次のようなものがあります。

  • 自社ホームページの作成
  • MEO対策
  • SNS
  • ポータルサイトの活用

自社の理念や施工事例を自由に掲載できるのは、自社ホームページならでは。

あわせて、Google検索などで検索結果の上位に表示させるSEO対策を行うことで、多くのユーザーに見てもらうことが可能です。

そのほかにも、Googleマップ上の自社ページに営業時間など会社の情報を細かく掲載するMEO(マップエンジン最適化)対策をはじめ、SNSやポータルサイトの活用も有効でしょう。

Webマーケティングについては、下記コラムで詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

工務店の集客率を上げるWEBマーケティングの施策や成功のコツは?

また、Web広告だけでなく、あわせてチラシや看板などのオフライン広告を行うことも大切です。

オフライン広告はどのエリアに設置するかによって効果に影響がありますが、Web広告とあわせて行うことで、相乗効果が期待できます。

工務店のWeb広告を成功させるポイント

Web広告を成功させるポイントは次のとおりです。

  • 訴求内容を統一する
  • 顧客のニーズに合わせてアプローチする
  • LPを用意する

Web広告は自社のサービス内容と訴求内容を統一することが大切です。

ユーザーをWeb広告から自社のホームページに誘導したものの、Web広告とホームページの印象がかけ離れていれば、ユーザーは離脱してしまいます。

ユーザーの興味をしっかり惹きつけるには、ブランドイメージの統一が必要不可欠なのです。

そして、Web広告では顧客のニーズに合わせてアプローチすることで、より効果を発揮します。

アプローチしたいユーザー層を明確にし、そのニーズに合わせた商品やサービスを提供することが、Web広告の成功につながるでしょう。

Web広告で認知度を上げたいなら、マス広告のような使い方ができるバナー広告やFacebook広告、Instagram広告、X広告、LINE広告が有効です。

そして、買いたいユーザーにアプローチするにはリスティング広告、訪問してから離脱したユーザーに再訪問を促すのはリマーケティング広告が良いでしょう。

また、LP(ランディングページ)を用意することもおすすめします。

LPとは、検索結果やWeb広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのこと。

ジョンソンホームズではWeb広告を使用する際に、広告からのリンク先を自社サイトのトップページには飛ばしません。
例えば「トヨタ ハイブリッド」で検索して出てきた広告サイトが、企業トップページだとどうでしょう。

多くのコンテンツの中から、自力でハイブリッドのページを探すのは苦労するため、ユーザーは離脱する恐れがあります。

広告をクリックした先にあるサイトは、ユーザーが何を知りたくて検索してきたかを、よく考えて作ることが重要です。

「4LDK ナチュラルな家」で検索した人は、ナチュラルな家を見たいのであって、工務店のシブいトップページを見たいわけではありません。

検索ワードに紐づいたLPを準備しましょう。

Web広告の種類を理解して効果的に工務店のPRを

Web広告にはさまざまな種類があり、ターゲットや目的にあわせて適した広告を選択することで、広告費用を抑えながら大きな成果を得ることができます。

また、Web広告は閲覧数やクリック数などをアクセス解析できるため、広告の効果を測定して次回以降の広告に改善点などを反映できるのも大きなメリット。

SNSを活用する人が多い現代において、多くの人の目に留まるSNSに広告を出せば、認知度が上がってブランド力をアップすることができるでしょう。

工務店が活用しやすいWeb広告は次のような広告です。

  • リスティング広告(検索連動型広告)
  • バナー広告
  • リマーケティング広告
  • Facebook広告
  • Instagram広告
  • X(旧Twitter)広告
  • LINE広告

それぞれ特徴やメリットが異なりますので、自社に合ったものや届けたいユーザー層に合わせて選びましょう。

なお、Web広告は自社のサービス内容と訴求内容を統一することや、顧客のニーズに合わせてアプローチすることで、より効果を発揮します。

Web広告から最初にアクセスすることになるLPを用意するのもおすすめですよ。

経営のヒントを知りたいという方は、ぜひ一度ジョンソンパートナーズへご相談ください。

ジョンソンパートナーズでは、自社直営店で培った広告ノウハウを基に、全国のフランチャイズ加盟店様へ広告に関するアドバイスを行なっております。

私たちは、住宅フランチャイズサービスを通して全国の工務店様の経営を支援いたします。

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