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こんにちは、ジョンソンホームズの川田です。
日本中では、デジタルトランスフォーメーション(DX)が話題となっています。
DXとは...
「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という仮説のこと。
「企業がテクノロジー(IT)を利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させる」というIT化といった意味合いで用いられることが多い。
「デジタルトランスフォーメーション」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2021年11月16日17時(日本時間)現在での最新版を取得。
DXと言われると、ITツールの導入だと考える人が大半ではないでしょうか?
ITツールの導入はただの手段です、DXの本質は目的の達成にあります。
企業の目的とは、しっかりとした利益を出せる会社になることではないでしょうか?
地方工務店の7割以上が赤字経営と言われています。
ITを活用して業務を改善し、黒字転換することが地域工務店DXのはじまりだと思っています。
本当の地域工務店DX
住宅会社はセクションごとに様々な業務があり、非常に複雑です。
専門性も高いため、営業マンは工務の仕事をよく理解していない場合が多く、逆もまた然りです。
お互いが業務を把握していないと、あらゆる場面で意見の相違や衝突が起こります。
お互いの業務や会社の経営状況を全員がある程度理解できる環境を作ることで、イザコザが起こるのを未然に防ぐことが出来ます。
地域工務店のDXとは業務内容や経営状況、今起こっている問題などの社内情報を効果的に共有していくことにあります。
全員が同じ情報を共有・把握している情報のエンゲージメントが高い状態を作ることで、部門間協力や年間計画策定がスムーズに進みます。
情報のエンゲージメントを高める方法
ジョンソンホームズでは、週2回30分程度の時間でオンライン朝会を実施しています。
ここで、業績の共有を私自身が行っています。
経営者として気になる数字や重要だと思う指標を解説しながら業績の進捗を共有しています。
フランチャイズ(FC)のジョンソンパートナーズでも同じように、毎週1回加盟店さんに向けてオンライン配信を行っています。
コロナ禍で私たちの営業担当が訪問できない時期が続いたり、毎年行っていた全国大会が中止になったため、情報が共有されにくくなったなと感じたためです。
オンライン配信
ここからは、毎週加盟店さんへ向けて行っているオンライン配信について詳しくお話ししていきます。
昨年(2020年)8月から、ジョンソンパートナーズの加盟店さんに向けて毎週金曜日に、オンライン配信をしています。
ジョンソンパートナーズの加盟店は全国に63店舗、100名を超える営業マンが日々活動されています。
現状報告会を配信しているのですが、その中で契約者発表、業績の進捗状況報告、受注ランキング発表というのが、私の担当する主なパートです。
主な配信内容について
オンライン配信では様々なコンテンツの発信を行っております。
- 契約者発表
- 業績の進捗状況報告
- 受注ランキング
- キャンペーンの発表・進捗報告
- 加盟店様集客事例
- 業界情報
それでは、上記について軽く内容を触れていこうと思います。
契約者発表
私たちジョンソンパートナーズのフランチャイズ商品(インターデコハウス・COZY(コーズィ)・ナチュリエ・ハグハウス・アメカジ工務店)を日々販売している営業担当の方の契約を、毎週報告会で一人ひとり発表しています。
月に1回以上発表される毎月受注の常連さんもいれば、人生初受注を決める新人さんもいて、いつもワクワクした気持ちで契約者発表に臨んでいます。
業績の進捗状況報告
各フランチャイズ商品の店舗ごとに受注件数や土地買付、事前審査、当月勝負の案件などを共有・発表しています。
もちろん、直営店であるジョンソンホームズの状況についてもお話ししています。
受注ランキング
月締め後に、前月の受注ランキングを発表しています。
各フランチャイズ商品別、店舗別、企業別、個人別でグラフにしてわかりやすくお伝えしています。
コロナ禍でもトンデモ数字を達成している営業マンや企業を見ているとどんな活動をしているのか気になったり、成功している企業を参考にして実行してみる。
というような事例が出てきています。
キャンペーンの発表と進捗報告
毎年3回に分けて行うキャンペーンの発表とその後の資料請求、集客、契約の進捗の確認を行っています。
紙資料のみのキャンペーン概要ではなく、配信を使うことで浸透度や理解度が上がり、コロナ禍ながら過去最高の月間契約実績を達成しました。
加盟店様集客事例
加盟店様と私たちの営業・マーケティングスタッフが企画した集客イベントの工夫や成功実例を発表・共有しています。
北海道から九州まで全国63店舗の成功実例を集めることで、今まで考えたこともなかった集客アイデアが生まれました。
例
- モデルハウスでピザ焼き体験+見学会
- 地元カレー屋とタッグを組んでカレーを食べながらお家づくり相談会
- モデルハウスを使ったグランピング体験 等々
業界情報
日々業界紙やWebサイトで発信される情報をまとめて重要事項を加盟店様にお届けしています。
- 木材共有不足に関する対応方法
- 建築物省エネ法の改正による省エネ性能の説明義務制度の詳しい内容
- 消費税における「総額表示」義務化の注意喚起
業界情報を耳にしていたが具体的にどう対処していけばいいのか直営店や全国の事例を紹介などを行うなど、忙しい工務店様の日々の業務のサポートになる内容をお伝えしています。
営業マン一人ひとりの成果を喜びたい!
契約者の発表では、その週に契約を獲得された方を一人ひとりクローズアップします。
そして、成約に至った経緯やポイントなどとともに、私のお祝いの気持ちや応援メッセージをお伝えしています。
自店の中だけでなく全国でみたときに、自分のすごさに気づいていない、成果を喜んでくれる人がいるのかわからない。
そうした営業さんが多いのではないか、それなら私が喜びたい、喜んじゃおう!と、お一人おひとりに言葉をかけています。
毎週のこの配信によって、例えば今週は20名の、次の週は違う20名の方の心に火がつき、前向きに挑戦していこうというエネルギーになったら、というのが意図するところです。
業績の進捗を実況中継形式で配信
この配信を始めたのは、オンラインで自社の経営会議を行ってみたところ、オンラインならではの良さを実感したこともひとつです。
そこで、業績の進捗を"実況中継"しています。
このパートでは自店の進捗、加盟店さん全体での進捗状況を把握できます。
時には全国の動きが自店や個人にとって良い刺激になったり、"63店舗一社"のようなつながり感を感じる場面があったり。
それが次のアクションにつながれば、という思いがあります。
もちろん、直営店であるジョンソンホームズの業績進捗状況も実況します。
うまくいっている様子も苦しんでいる状態も、どんな対策を考えているかも、すべて共有したく、包み隠さずお話ししています。
月締め後は受注ランキングも発表しています。
自分が全国の上位に入っていることを知ると、やはりテンションが上がるでしょうし、さらなる弾みとなり得るだろうと思うのです。
加盟店の社員のみなさんを勇気づけたい、応援したいというのが、コロナ禍でスタートしたこの配信の一番の目的です。
全体に前向きな空気をつくることが私の役割で、住宅営業という仕事の"楽しい"や"嬉しい"が、伝播していったらいいなと考えています。
さて、今回はここまでです。次回はオンライン配信の効能について掘り下げたいと思います。
また、Facebookでも日々中小企業の経営者様が抱える経営課題の解決に繋がるような発信をさせていただきます。
よければフォローをお願い致します。
人材育成・経営改善を目指すなら
「ジョンソンパートナーズ」
私たちジョンソンパートナーズは、直営店では2020年度札幌市内着工棟数No.1の実績と、全国63店舗のフランチャイズ加盟店様への支援ノウハウ・実例があります。
30名を超える専属のフランチャイズ人員と直営店スタッフが加盟店様を住宅営業の初回商談の指導から工務店経営まで幅広くサポートいたします。
住宅商品パッケージだけではなく、新規集客・営業指導、経営計画の設計など、幅広い課題を解決する際は、ぜひ一度ジョンソンパートナーズにご相談ください。