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こんにちは、ジョンソンホームズ金子です。
「部下がついてこない」
「部下のやる気が感じられない」
「部下にもっとモチベーションを出してもらうには、どうすればいいのだろう」
そんな悩みを抱えるリーダーや経営者は少なくありません。
自身も気持ちに余裕がなく、モチベーションを出せなくて落ち込んでいるケースもあれば、自分自身は仕事が楽しくて仕方ないというケースもあります。
今回は、「やる気満々のリーダーと、やる気がない部下」の組み合わせについて、どうすればリーダーに部下がついてくるか、どうすれば部下が仕事のやりがいを感じて楽しめるようになるのかを考えてみましょう。
「黙って俺についてこい」では必ずしも部下がついてきてくれるわけではない
「部下がついてこない」と悩む熱血リーダー型の人は、まず自分の行動を振り返ってみる必要があります。
- 部下に一方的に指示していないか
- 何かあるたびに説教をしていないか
- コミュニケーションが不足していないか
普段の業務で上記のようなことがないか考えてみましょう。
仕事に燃えて自ら先頭に立ち、突撃していく戦国武将のようなリーダーに、必ずしも部下がついていける、というわけではありません。
また、「自分はこんなに頑張っているのに、部下はなぜついてきてくれないのだろう」と焦りを感じるリーダーは、部下との会話が不足している可能性があります。
仕事の話ばかりでなく、たまには雑談をするなどして、部下の状況を把握することも大切です。
もしも、「部下がついてきてくれない」と悩んでいるのであれば、部下にとって「この人と一緒なら頑張れる」とモチベーションが上がり、熱心に働ける環境を作る必要があります。
リーダー自身が変われば部下が変わり、会社が変わる
世間ではよく、「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」といいます。
もともとはエリック・バーンというカナダ出身の精神科医の言葉ですが、スポーツやビジネス、教育などの分野でもよく使われる名言です。
ミスした部下をつい厳しく叱ってしまい、萎縮させがちな人は、相手の話を冷静に聞いてミスの原因を探り、次の失敗を防ぐ手段を一緒に検討してみてください。
「結果を出せなければ努力していないのと同じ」と考える結果第一主義の人は、努力したプロセスを前向きに評価するように心がけましょう。
人間は人に認められたり、褒められたりすることで自信を持ち、自ら積極的に行動できるようになるものです。
部下を自分の思い通りに変えようとするより、まず自分自身を変えていきましょう。
社員の士気を高めるために上司が意識しなければいけない心掛けについて、こちらのコラムで紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
職場の士気を高めるには?社員の士気は上司の心掛けで変えられる!
「部下の個性×やりがい=楽しい職場」で部下のやる気アップ
仕事に対して常に真剣な人ほど、「自分は頑張っているのだから、ほかの人も頑張って当然」だと思いがちですが、自ら努力する姿を見せるだけでは、人の心は動かせません。
社内一丸となって会社を盛り上げるには、まず一人ひとりの良さをリーダーが認め、本人の適性を生かす工夫が大切です。
今ここで、十代のころの学校祭を思い出してみましょう。
- 人前に出るのが好きな人:演劇やライブ演奏で生き生きと輝く
- 絵が上手な人:舞台美術や看板制作で才能を発揮する
- 実務や管理が得意な人:実行委員として運営を支える
このように、それぞれの立場で学校祭をうまく盛り上げていたように思います。
会社経営も学校祭と同じです。
堅実で慎重過ぎるベテランもいれば、フットワークが軽くておっちょこちょいな新人もいるかもしれません。
細かい配慮が得意なタイプもいる一方、大胆な判断で冒険したがるタイプもいるでしょう。
社内のスタッフの個性を生かし、それぞれの得意分野で活躍させることで会社全体のモチベーションが上がります。
部下にはそれぞれの個性を生かした役割を与え、結果を出させてあげるのも上司の重要な役割です。
全員が自分の持ち味を生かして活躍でき、日常の業務にやりがいと楽しみを感じられる環境を整えれば、会社の雰囲気は確実に変わるはずです。
「もっと頑張れ」とハッパをかけるだけでは、部下のやる気は引き出せません。
仕事に対していつも熱心なリーダーは部下のやる気のなさを嘆くより、「部下のやる気を引き出す方法」を考えましょう。
十代の頃の学校祭のように全員が自分の得意分野で力を発揮し、心から楽しんで頑張れる職場を目指して、社内の雰囲気を変えていきましょう。
常に部下とのコミュニケーションを図り、それぞれの適性や努力を認め、褒めて伸ばす教育も必要です。
部下のやる気を引き出すには、仕事の目的やミッションを与えることも大切です。
やる気を引き出すミッション作りのコツをこちらのコラムで紹介しています。
あわせて参考にしてみてくださいね。
ほかにも社員のモチベーションに関するコラムを発信しておりますので、ぜひ参考にしてください!
「部下がついてこない」を改善するには自分自身が変わることが大切!
「黙ってついてこい」だけでは、部下はついてきません。
仕事の話だけではなく、雑談などで、日頃から部下一人ひとりの話を良く聞くように努めることが大切です。
社員には一人ひとりに個性があり、それぞれの個性を生かすことでやる気につながり、会社全体のモチベーションが上がります。
部下が自分の持ち味を生かして活躍でき、業務にやりがいと楽しみを感じられる環境を作りましょう。
結果だけでなくプロセスにも注目することで、部下の良さを見つけることができます。
相手の良さを認め、褒め続けることで、部下は自信を持って積極的に行動できるようになるでしょう。
仕事に熱心なリーダーほど、部下に同様のやる気を求めてしまいがちです。
部下のやる気のなさを嘆くよりも、自分自身が変わり、社内の雰囲気を変えていくことが重要といえるでしょう。
ジョンソンパートナーズでは、自社が20年間で20棟/年から300棟/年まで成長してきた工務店経営実績と、全国50を超えるフランチャイズ加盟店舗様への経営支援ノウハウを基に、住宅フランチャイズ支援を通じて住宅会社の経営者様へ業績向上のサービスを行っております。
ジョンソンパートナーズでは他にも、ビジネスに役立つ経営のヒントをたくさん発信しています。
会社運営や社員のモチベーションなどで悩んだら、ぜひ参考にしてみてください。